避妊の歴史

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人類がいつから避妊を始めたのか、正確なことは分かりません。おそらく、人間が他の動物と異なり、生殖と性行為という同一行動で異なった目的を遂げようとするあたりに、原因があります。
人間の歴史が始まった時から、科学的根拠は別にしても、性行為は行いたいが生殖にならないようにする、何らかの生活上の工夫がなされていたことは、容易に想像出来るからです。
現在、最も古い話として確認されているのは、紀元前、古代ギリシャの女性がウール地のタンポン状のものに、色々な油を染みこませて、避妊をした記録がありますが、効果のほどは不明です。
エジプトでは、ワニのフンでペッサリーのようなものを作って、避妊をした記録などが残っていますが、同様に効果は不明です。
旧約聖書に膣外射精の記述が残っていますが、それぞれの民族や地域に言い伝えられている、多くの避妊の知恵があり、民衆の中に埋もれた、避妊の歴史を探り当てるのは至難の業かもしれません。
中世に入ると、ヨーロッパを中心にキリスト教が普及、避妊が罪悪視されるようになり、その方法などはアングラ文化になってしまったようです。
近世に入っても、その傾向は続き、避妊法のハウツー本や器具の販売は禁止されていました。
19世紀から20世紀になると、帝国主義時代を迎え、富国強兵政策がとられたため、避妊をすることなど、非国民扱いされかねない状況でした。
ただし、コンドームだけは、戦時中においても、性病予防器具として販売が許されましたが、避妊器具としての効用は小さく扱われたようです。
世界第二次大戦の終了は、地球規模の人口増加を引き起こし、また堕胎による様々な問題が起きたことで、人口政策と母体保護の立場から、科学的避妊法が求められるようになり、先進各国で科学的避妊法の研究と普及が行われ、現在に至っています。
1960年以降は母子保健と人口抑制という二つの立場から、WHOが中心になって研究と普及が実施されています。
しかし、10年ほど前から、アメリカを中心AIDS患者の増加がみられ、セックスによるSTD感染を予防する意味で、コンドームが注目を集めるようになっています。
人間のセックスの二面性(生殖と性行為)を考えますと、避妊と感染の予防を望む場合は、当分、コンドームという避妊具に頼ることになりそうです。

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