コンドームの社会的役割

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コンドームを含めた様々な避妊の手段には,歴史的に、その時代の社会的規制や要求・命令が、大きく影響してきます。
宗教上の場合もあります、富国強兵の時代には生めよ増やせよなんてこともあります、人口増加問題を抱えた国々ではコンドームの無料配布も実施されています。
現在、避妊の目的は母子保健と人口政策が中心になっていますが、個人の自由意志の尊重や女性の選択権の確立などとの整合性が求められています。
しかし、数多い避妊方法の中で、唯一(多分)コンドームは避妊とAIDSや梅毒など、多くのSTD(Sexually Transmitted Diseases)の予防を同時に可能にする点で、原理は極めて原始的なのですが、21世紀の避妊兼性病予防用品としての、社会的存在価値は高まってると言えます。
特に、AIDSの世界的広がりが、皮肉な話ですが、コンドームのパブリック・コンセンサス定着に一役買ったようです。
我国、日本では70〜80%の人がコンドーム中心で避妊していますが、欧米の中心はピルとIUDです。このこととAIDSの発生率を安易に論ずることはできませんが、ピルやIUDがSTD(性交為感染症)を予防する効果がないのは事実です。
原宿の交差点に、色鮮やかなネオンが目立つ、”コンドマニア”さんのショップが堂々と存在しているあたりを見ますと、今後日本では、ますますコンドームが表舞台に登場してきそうです。
生理ナプキンがゴールデンタイムのテレビコマーシャルに流れる時代です。いずれの日にか、コンドーム坊やがブラウン管の中で踊っている姿に、遭遇するかもしれません。相模ゴム工業が一時的にテレビコマーシャルを流しましたが、視聴していた消費者からの苦情はなかったそうです。
しかし、日本の民族的文化の中、トイレットペーパーを購入するのと同じ感覚で、コンドームが買えてしまうのも、何か釈然としないのは私だけでしょうか。

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